御中元の「のし」
以前は御中元を贈る時期は地方によってまちまちでしたが、現在では7月初めから、土用の丑の日の前までの7月中頃までが、贈答時期として一般的です。御中元に掛ける「のし紙」は、紅白の5本または7本で、花結びや蝶結びにのしが付いたデザイン、通称「花結び祝い」と言われるものを使います。表書きの上書きは、水引の中央、結び目の上に「御中元」と書き、名前は結び目の下に、上書きよりやや小さめにして、フルネームで書き入れます。お宅に訪問して、直接手渡しする場合には包装紙の上からのしをかける「外のし」にしましょう。差し出すときは、のし紙の上方(天)を手前にして、下方(地)を相手に向けるのが礼儀です。手提げ袋のままで手渡すのは、大変失礼となるので注意しましょう。宅配便を利用して贈る場合には、のし紙が汚れたり破けたりする恐れがあるので、のしの上に包装紙をかける「内のし」で贈るのが一般的です。礼儀として、贈り物に挨拶状を付けるか、届く頃を見計らって手紙か葉書による挨拶状を送るようにしましょう。